本セミナーでは、いま世界のグローバル企業がこぞって導入をすすめる「スキルベース組織(SBO:Skills-Based Organization)」について、その基本概念や考え方、実際の取り組み事例をご紹介します。そして、スキルベース組織がいかに人的資本の最大化、ひいては企業競争力の強化につながり得るのかを考察します。
従業員のスキルを可視化し、一人ひとりのポテンシャルを最大限活かすことで、人材育成の効率化、適切な配置、そして持続可能な成長を実現する方法を具体的にご紹介します。スキルベース組織の実践例として先行している複数の海外グローバル企業の実践例を交えながら、人的資本経営におけるスキルベース組織の有効性を実感いただける内容です。
セミナー内容
- スキルベース組織(SBO)の基本概念・考え方
- ジョブ型雇用の次のステージとしてのスキルベース組織
- 海外グローバル企業におけるスキルベース組織の実践例
- 人的資本経営の加速にむけた示唆
講師
◆講師: 後藤 宗明 氏
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事
略歴: 早稲田大学政治経済学部卒業後、1995年に富士銀行(現みずほ銀行)入行。2002年、グローバル人材育成を行うスタートアップをNYにて起業。2011年、米国の社会起業家支援NPOアショカの日本法人設立に尽力。米国フィンテック企業の日本法人代表、通信ベンチャーのグローバル部門役員を経て、アクセンチュアにて人事領域のDXと採用戦略を担当。2021年、日本初のリスキリングに特化した非営利団体、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立。2022年、AIを利用してスキル可視化を含むリスキリング・プロセス支援を行う米国のSkyHive Technologiesの日本代表に就任。 石川県加賀市「デジタルカレッジKAGA」理事、広島県「リスキリング推進検討協議会/分科会」委員、経済産業省「スキル標準化調査委員会」委員、「日経リスキリングコンソーシアム」ボードメンバー、英Economist誌主催「Economist Impact’s Advisory Panel on Green Skills」アドバイザー、山形県 21世紀山形県民会議「DX山形経済再生、コロナの先へ」アドバイザー、リクルートワークス研究所 客員研究員を歴任。日本全国にリスキリングの成果をもたらすべく、政府、自治体向けの政策提言および企業向けのリスキリング導入支援を行う。 インドネシア政府主催「Future Skills Summit2024」、沖縄県所得向上応援企業認証制度認証式、日本経済新聞社主催「日経リスキリングサミット」では岸田首相との車座対談にも登壇する等、講演多数。また、「クローズアップ現代」「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」(NHK)、「ノンストップ!」(フジテレビ)などのテレビ番組でもリスキリング解説を行い、ダイヤモンドオンライン、東洋経済オンライン、プレジデントオンライン、月刊経団連などの媒体などにも寄稿多数。 著書『自分のスキルをアップデートし続ける「リスキリング」』(日本能率協会マネジメントセンター)は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」イノベーター部門賞を受賞。2024年9月に続編『新しいスキルで自分の未来を創る「リスキリング実践編」』を上梓。
このような方におすすめ
- 人事部長、人材開発・組織開発の責任者
- ジョブ型人事制度の企画推進者
- スキルベース組織(SBO)に興味がある方
- 海外最新トレンドにご関心をお持ちの方
実施概要
- 日時 : 2月20日(木) 12:05~13:00
※ 質疑応答の状況によっては早めに終了する可能性がございます。 - 視聴方法:Zoom
※お申し込みをいただいた方へ、参加用URLをご案内します。 - 参加費 :無料