【参加無料】人材育成に関する無料Webセミナー開催中!

詳細はこちら
×

「人が人を育てる文化」を活かしUdemy管理者を設置 幅広いスキルを備えたプロフェッショナル人財の育成をめざす

株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス

株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス

株式会社ヒューマンクリエイションホールディングスは、コンサルティング・開発・保守・運用までをグループ内で完結する、ワンストップビジネスモデルを提供する企業です。2022年からグループ全体でUdemy Businessを活用した社員教育を開始し、システムエンジニアが自ら学ぶ風土づくりに取り組んでいます。

今回はヒューマンクリエイションホールディングス 経営企画部の西野さんと、グループ傘下の株式会社ブレーンナレッジシステムズ 東北支部の宮脇さん・関西支部の姜さんに、Udemy Businessの活用促進のポイントや今後の学びの展望について伺いました。

取り組み内容と成果

社員の学びのニーズに応え、「人が人を育てる文化」をさらに後押しするためUdemy Businessを導入

ヒューマンクリエイションホールディングスは、主に経営コンサルティング・ITコンサルティング・システム受託開発・エンジニア派遣などを事業内容とする7社の事業子会社を傘下に持っています。

「グループ企業では人を一番の財産と考え、『人が人を育てる文化』があります。人材ではなく『人財』として捉え、よりスキルの高いエンジニアの育成をめざし社員教育を行っています」と西野さんは説明します。

㈱ヒューマンクリエイションホールディングス 経営企画本部経営企画課 課長代理 西野智巳さん
㈱ヒューマンクリエイションホールディングス 経営企画本部経営企画課 課長代理 西野智巳さん

さらに、自ら学ぶ意欲の高い社員が多いのも大きな特徴です。自学自習や自主的な勉強会などで学ぶ文化が根づいており、また会社側も一人ひとりのスキル・経験を見える化することで、人事制度と連動して個人の成長や処遇アップにつなげる環境を整備しています。

Udemy Business導入前にも社員研修や勉強会を実施していましたが、内容が特定の分野に偏っており、会社が求める「幅広いスキルを身につけてほしい」というニーズを満たすには至っていませんでした。そこで、好きな時間に幅広く最新のITスキルが学べるUdemy Businessの導入を決めました。

「自ら知識を身につける、意欲ある社員が多いというグループの風土と、エンジニアにはさまざまなスキルを学んでほしいという会社の育成方針にマッチしたことが導入の大きな決め手となりました」と西野さんは振り返ります。

Udemy管理者が受講者をサポートし、現場全体で学ぶ風土を醸成

グループ傘下のブレーンナレッジシステムズでは、2022年からUdemy Businessによる社員育成を開始しました。受講者を手上げ制で募集し、希望者に対しては毎年、熱意や受講理由をヒアリングしたうえでライセンス付与者を決めています。

ブレーンナレッジシステムズの運用方法において特徴的なのは、全国に6か所ある各拠点にUdemy管理者を設置していることです。管理者は1つの拠点につき2名から4名ほどで、課長職相当の役職者が担当します。

「Udemy管理者の主な役割は、受講状況の管理・受講者へのフォロー・勉強会の開催などです。受講者の多くは業務に必要なスキルの学習や資格取得を目的としてUdemy Businessを利用しており、必要に応じて管理者が講座選定や受講促進のアドバイスを行います。これにより、スムーズに学習に向かう環境ができていると感じています」と西野さん。

(図1 Udemy管理者の役割) 

Udemy管理者を置いたことが、社員の学ぶ姿勢にも良い影響を与えました。学習は主に業務時間外での対応となるため、残業との兼ね合いを把握しながら、受講者の負担にならない範囲で管理者が個別にフォローを行います。

また管理者自身も受講者としてUdemy Businessで学んでおり、組織として現場エンジニアの成長だけでなく、マネージャー層のスキルアップも後押ししています。

Udemy管理者による細やかなフォローが継続学習を促進

ブレーンナレッジシステムズでUdemy管理者を務める宮脇さん・姜さんは、メンバーの健康状態や家庭の事情、残業の有無などを総合的に判断した、きめ細やかなフォローを実施しています。

宮脇さんが所属する東北支部では、3名の管理者が20名の受講者を分担してバックアップしています。Udemy Businessの受講目標として月8日間以上・合計480分以上の学習時間を設定し、月に一度視聴時間をチェックして、フォローを実施するかどうかを決めます。管理者3名でそれぞれアプローチ方法を変え、様々な角度から受講者の学びのスイッチを入れることを意識しています。

「メンバーの週報を見て、残業で忙しい月は時間を少なめにするなど、状況に応じた柔軟な対応を何よりも大事にしています。単純に『学びなさい』と伝えるだけでは重荷に感じてしまう可能性があるため、押し付けや強制はせず、自然な流れで継続学習を促すことを重視しています」と宮脇さんは話します。

㈱ブレーンナレッジシステムズ 東北支部SEサービス1部 グループマネージャ代理 宮脇 瑞貴さん
㈱ブレーンナレッジシステムズ 東北支部SEサービス1部 グループマネージャ代理 宮脇 瑞貴さん

関西支部の姜さんは、名古屋支部と合わせて2拠点を管理しています。合計3名の管理者で27名の受講者を担当し、状況に応じて「今月は支部全体平均で2時間学ぼう」という形で1か月の目標学習時間を設定しつつ、毎月の学習レポートを受講者に共有する手法を取っています。

「Udemyの受講時間はあくまでも自己学習で業務時間外のため、私たち管理者が『受講してね』と言いすぎると、業務命令になってしまう可能性もあります。そこは特に気をつけながら、受講者の時間が許す範囲内で学習を促すようなコミュニケーションの取り方を工夫しています。また、関西支部では社員が自主的に週1回・1時間ほどの勉強会を開催しており、Udemy受講者はその時間を使って自己学習を進めているようです」と姜さん。

㈱ブレーンナレッジシステムズ 関西支部 SEサービス部 グループマネージャ 姜 景豪さん
㈱ブレーンナレッジシステムズ 関西支部 SEサービス部  グループマネージャ 姜 景豪さん

管理者からの働きかけによって受講者に変化があった瞬間はとても嬉しい、と語る宮脇さん・姜さん。今まで学びがあまり進まなかった学習者が少しずつ受講時間を延ばす様子が見えたときや、受講者の学習内容を見て管理者自身が「こういう学び方もあるんだな」と気づきを得るなど、Udemy Businessを活用した学びの相乗効果が生まれています。

上司と部下がともに成長し、人財育成が次世代に受け継がれる良いサイクルが生まれた

Udemy Business導入の成果の一つに、西野さんは管理者のスキルアップを挙げています。「管理者が受講者をフォローすることでタイムマネジメント能力が向上したり、全般的なマネジメントスキルが強化される傾向があります。Udemy講座でコーチングを学び、部下をフォローする際に実践できるようになったなど、管理者の学習への満足度も非常に高いです」と西野さん。

また、受講者のスキルアップにおいては、エンジニアが新規案件に取り組む際の事前学習に活用し、業務が円滑に進んだという声もあります。管理者の姜さんも「今のプロジェクトは新しい技術・サービスを取り入れているため、知らないことに直面したらまずUdemy Businessで検索しています。講座の内容が実際のプロジェクトに役立った経験もあり、非常に助かっています」と話します。

さらに、エンジニアの技術面以外のスキル習得にもUdemy Businessが役立っています。
部下が成長した事例として、宮脇さんは「人前で話すのが得意ではなかった社員がUdemyでコミュニケーションに関する講座を学び、徐々に説明の仕方がうまくなっていきました。今ではその社員自身が後輩や部下を育てながら仕事をするまでになっています」と振り返ります。

図2 Udemy管理者設置による効果
図2 Udemy管理者設置による効果

管理者のマネジメント能力が向上し、適切に受講者をサポートできるようになれば、次世代のリーダーやUdemy管理者を育てることにもつながります。そんな良い循環が、ブレーンナレッジシステムズの「人が人を育てる文化」をますます磨き上げると言えるでしょう。

IT業界の未来を担う企業へ。学ぶ習慣づくりこそが人財育成の鍵

グループ全体の今後の展望として、「『ITと人財で未来を創造する』という企業理念のもと、自ら知識を身につけ、人が人を育てる文化をさらに加速させたい」と西野さんは話します。

コンサルティング・システム開発・保守運用までを幅広く担うことができ、市場ニーズにも迅速に応える技術力をもつ人財の育成をさらに強化し、お客様にとって最適なソリューションを提供することをめざしています。

Udemy管理者側の視点として宮脇さんは「システムエンジニアという仕事は、パソコンに向かって黙々と作業するイメージが強いのですが、実際は社内外の人と密なコミュニケーションが求められる職種です。またIT業界では技術面が日々進化しており、現場に合わせた知識の習得や新しい技術へのキャッチアップは欠かせません。コミュニケーション・技術どちらの面でも、自分に足りない部分を補う継続学習は非常に重要ですので、今後もメンバーが学習を続けやすい関わりや環境整備を続けたいと考えています」と意気込みを語ります。

また姜さんは「個人的な印象として、社会人になると学生時代より自己学習の時間が減る人は多いと感じています。学びの文化を作るためには、まずは学ぶ習慣を作る必要があります。その点、移動のスキマ時間などに見やすいUdemy Businessはぴったりのツールですし、IT技術を体系的に学べる講座も豊富にそろっています。メンバーにはぜひ自分自身のキャリアを見据えたうえでUdemy Businessを活用してスキルアップし、将来の道筋を立てる助けにしてほしいと思います」と今後の期待について話しました。

ヒューマンクリエイショングループは一丸となって人財の力で未来を切り拓くため、今後も業界トップレベルの技術者を数多く育成し、お客様に新たな価値を届け続けます。

企業名
株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス
業種
情報システム
従業員数
938名(2024年9月30日時点)※臨時雇用者を含む

1974年の創業当初からエンジニア派遣を軸に事業展開し、2016年にホールディングス化。近年は事業子会社の新設やM&Aを駆使し、7社の事業子会社を傘下に持っています。グループ会社は主に、経営コンサルティング・ITコンサルティング・システム受託開発・エンジニア派遣などを事業内容とし、最先端技術でお客様の課題解決を幅広くサポートしています。

この記事をシェアする
  • FB
  • X
  • HB
  • PO
  • LI
  • feedly

関連記事

  • 産業機械

    現場主導でデジタル改革!積極的な社員のコミュニティを軸に成功事例を増やす

    ヤンマーホールディングス株式会社10000名以上 / キャリア自律/キャリアデベロップメント
  • 電気事業

    電力ビジネスの転換を支える人材育成を目指し Udemy Businessを人材育成プラットフォームの中核に

    東北電力株式会社10000名以上 / ラーニングカルチャー醸成
  • 医薬品

    UdemyBusinessを活用して自律的な学習文化を醸成、更なるDXの加速へ

    小野薬品工業株式会社3000-10000名 / DX人材育成

まずはお気軽にお問い合わせください。
貴社にあったプランを
ご提案させていただきます。

※Udemy Businessのご契約は21名様~承っております。