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産休・育休中もスキルアップを支援
千葉銀行のダイバーシティ推進とは?

導入事例
千葉銀行千葉銀行
導入企業情報
企業名
千葉銀行
業種
金融業
従業員数
4,509名(2020年9月現在)

「お客さまや地域社会のパートナーとして最新の金融サービスを提供し、地域経済の持続的な発展に貢献する」ことを使命とする金融グループ。あらゆる業務においてデジタル技術を活用し既成概念にとらわれないイノベーションを進めることで、新たな事業やサービスの創出を進めていきます。

近年、雇用の流動化やワークライフバランス、With/Afterコロナ時代の働き方など、さまざまな要因により、多くの企業が人材育成戦略の見直しを迫られています。

その中で、(株)千葉銀行では、ダイバーシティ推進の一環として、Udemy for Businessを活用した「産休・育休中の方を対象としたオンラインサロン」を企画・実施しました。千葉銀行が取り組むダイバーシティ推進施策や、Udemy for Business導入の背景、具体的な活用事例について、千葉銀行ダイバーシティ推進部 部長 三岡 弓子さん、副調査役 岩﨑 紗知さん、人材育成部調査役 室岡 功平さんにお話を伺いました。

人を最大限に活かすためのダイバーシティ推進

国内の銀行で初めて女性を支店長に登用するなど、これまでも女性の活躍推進に積極的だった千葉銀行。地方銀行を取り巻く環境が急激に変わりつつあるいま、ダイバーシティ推進の取組みにいっそう力をいれています。

「変化が著しい金融業界で地方銀行が生き残るため、“人を最大限に活かすこと”を目的に施策に精力的に取り組んでいます」と話してくれたのは、千葉銀行におけるダイバーシティ推進の中心人物といえる、ダイバーシティ推進部部長の三岡さん。

「当行の従業員は、パートタイマーを含めて6割が女性です。たくさんの女性が活躍していますが、これまで女性活躍推進に特に力を入れてきた成果だと感じています」

千葉銀行におけるダイバーシティ推進は、女性活躍推進だけにとどまりません。「少子高齢化による顧客層の変化や金融業への異業種の参入などにより、カスタマーサービスから経営戦略まで、より多角的な見方が求められるようになっています。人材戦略もこのままではダメだという危機感を抱いていました」と三岡さん。

ダイバーシティ推進部部長 三岡弓子(みつおかゆみこ)さん

”人を最大限に活かす”という目標のもと、千葉銀行はダイバーシティを推進。その取組みは、他の企業と比べてもかなり先進的です。

「当行のダイバーシティ推進は、外部の方々からも ご評価いただいています。高評価の理由は、取組みを絶対に成功させようという“本気度”です。 当行では、副頭取を委員長とする『ダイバーシティ推進委員会』で発案されたさまざまな提案をもとに、すぐに施策を実行に移すスピード感があります」

千葉銀行が推進するダイバーシティ施策における全体像

意見しやすい環境がダイバーシティ推進の基盤

まさしく「本気」で取り組まれている千葉銀行のダイバーシティ推進ですが、取組みを進めていく上でどんなことに気をつけているのでしょうか。三岡さんに伺いました。

「まずはやってみる、ということを大事にしています。否定から入らずに良いものを取り入れていくという姿勢ですね。こんなこと言って良いのかな?という些細な気づきから、良いアイディアが出てきたりします。そんなアイディアを逃さないためにも、気兼ねなく発言できるような環境づくりを心掛けています」

具体的な環境づくりの一環として出てきたキーワードが “1on1”。
「1on1トーク、部下の話をよく聞きましょう、ということを徹底しています」と三岡さん。 「会議の場で自分のアイディアを臆することなく発言してもらうためには、日頃から部下の話をしっかりと聞く姿勢が大切です。部下のことをよく知るという意味でも “1on1” はいい機会だと思います。仕事以外のことも積極的に聞くようにしており、部下との関係構築において “1on1” を重視しています 」

広範な知識、かつ質の良い講座が魅力だった

ダイバーシティ推進に取り組む千葉銀行では、その施策の1つとしてUdemy for Businessを導入しました。その理由について、人材育成部人材戦略室調査役の室岡さんにお話を伺いました。

「当行ではDXを担う人材育成を進めていくことを中期経営計画で掲げており、これまでの銀行業務の枠を超えたデジタルやテクノロジーを活用したビジネスを創出できる知識・スキルの習得に注力しています。そうしたなか、従業員一人ひとりの専門性を高める必要があると感じ、今回導入することとしました。 これからのタレントマネジメントを考えるにあたり、 求められる ”人材要件とスキル”を定義し、それに合わせた育成・配置・抜擢の3つを進めることが、人材育成部のミッションです。Udemy for Businessは、このミッションを遂行していく上で重要な位置づけとなると感じています」

千葉銀行人材育成部人材戦略室 調査役 室岡功平(むろおかこうへい)さん

Udemy for Businessを採用した理由についてお伺いすると、「UdemyはDXに関する講座の種類が豊富である点と講義の質の高さが魅力ですね」と室岡さん。

「新たな発想や価値を創造していくためには、デジタルやテクノロジーに関する知識・スキルの習得が必須となります。Udemy for Businessはそれらの広範かつ質の良い講座があります。また講義も大変わかりやすく、講師力の高さを感じています。その幅の広さと質の高さがUdemy for Businessの良さですね。

当行では4年ほど前から研修のデジタル化・オンデマンド化を進めています。Udemy for Businessの提供を開始するとすぐに多くの職員からの申込みがあり、反響の大きさを感じています。職員に向けては、“この知識を得たい場合は、このコンテンツを観ましょう”と必要なスキル要件とその習得に必要な研修や学習コンテンツを紐づけて提供したことが良い方向に影響しているのかもしれません。

デジタル化・オンデマンド化を進めてきたことで、産休・育休中の方に対しても、自発的な能力開発や円滑な復職支援が可能となっています。この一環でダイバーシティ推進部にもUdemy for Businessを紹介しました」

活用事例:産休・育休オンラインサロン×Udemy for Business

千葉銀行は人材育成のツールとしてUdemy for Businessを導入し、従業員に講座を視聴してもらうだけではなく、「産休・育休中の職員を対象としたオンラインサロン」を企画・実施しました。
オンラインサロン立ち上げの仕掛け人の1人、ダイバーシティ推進部副調査役の岩﨑さんに、その背景についてお伺いしました。

「産休・育休中の職員に心も体も元気で復職してほしいという想いがあり、このオンラインサロンをスムーズな復職のきっかけにしてもらいたいと思っています。体験することによって、復職後の苦労を少しでも取り除くことができたらいい、と。
新型コロナウイルス感染症の流行によって、両親学級の機会も制限されているなか、子どもを連れての職場訪問は難しいのが現状です。また、外部・地域・社会とのつながりが薄れているせいか、例年以上に復職するのが怖いという声が多かったのも、オンラインサロンを立ち上げた理由のひとつです。産休・育休中の職員のネットワークを作るという狙いもあります」

産休・育休中の職員それぞれの都合があわせるため生まれたのが「オンラインサロン」でした。「いきなり“Udemyを導入しました。さあやってください!”というのは不親切ですよね」と岩﨑さん。

千葉銀行ダイバーシティ推進部副調査役 岩﨑紗知(いわさきさち)さん

「出産準備や育児で忙しいなかで、Udemyを使ってくださいね、と紹介しても、まとまった時間を見つけていただくことは難しく、こちらから的確なフォローが必要だと考えました。そこで考えたのが、オンラインサロンです。5000講座の中からおすすめの講座を30ほどピックアップし、その中から、まずは1講座受講するようにお伝えしました。そのほかは、興味のある分野から、好きに受講していただいて構いませんというスタンスですね。今後は産休・育休中の職員との1on1を行い、さらなるフォローアップができれば、と考えています」

・推奨講座の例

このように、Udemyの数ある講座の中から産休・育休中の職員に必要なものを伝え、学んでもらうことによって、休業中もビジネススキルの向上を可能にしました。オンラインサロンに参加した方々は、どのように感じたのでしょうか。

「参加者からはポジティブな意見をたくさんいただき、やって良かったと感じています。かなり受講者の満足度が高いことがわかりました」と岩崎さん。

オンラインサロン参加者にアンケートをとったところ、以下のような意見が挙がっています。

  • もっと講座を受けたいので、学習時間の捻出を工夫しようと思った
  • これまでの勉強方法を変えてみようと思えた
  • 育休中だからこそ積極的に取り組みたい内容が豊富にあり、満足している。
  • 育休中でありながら、オンラインを使って会社とつながることを経験できてよかった
  • 社会とのつながりを久しぶりに感じることができて、すごくよかった

このような声が集まるということは、オンラインサロンは大成功といえるのではないでしょうか。今後も、Udemy for Businessを活用した新しい取組みに注目です。

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