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新規事業のビジネスシナリオを策定できる人材を増やし、事業の成功確率を高める

導入事例
セイコーエプソン株式会社セイコーエプソン株式会社
導入企業情報
企業名
セイコーエプソン株式会社
業種
電気機器
従業員数
連結79,906名/単体12,918名(2023年3月31日現在)

時計の製造で培われた、「省・小・精」のDNAを核に、インクジェット、ビジュアル、ウエアラブル、ロボティクスの4つの領域でイノベーションを起こすことに挑戦している。

セイコーエプソン株式会社は、エプソングループのパーパスを「『省・小・精』から生み出す価値で人と地球を豊かに彩る」と制定し、「環境」「DX」「共創」に重点を置いた事業展開を行っています。例えば、熱を使わないインクジェット技術の特徴を活かし、二酸化炭素の排出量を抑えることができるオフィス向け複合機を販売するなど、環境対応を加速しています。

プロジェクターを扱うビジュアルプロダクツ事業部においても、新たな顧客価値を創造するために、社員のリスキリングに力を入れており、UdemyBusinessとBusiness Online Campus(BOC)を導入しました。その背景と取り組みの状況について、ビジュアルプロダクツ事業部VP企画設計部課長の太田浩一郎さん、VP企画設計部の板花京亮さんと有本紗耶香さんに話をうかがいました。

プロジェクターの新たな価値創造を目指して

プリンターやプロジェクター、ウオッチ、産業用ロボット、水晶・半導体デバイスなどを主要事業とするセイコーエプソン株式会社。同社は2016年に、2025年度までの長期ビジョン「Epson 25」を策定し、2020年度までこれを推進してきました。しかし社会の変化を受け、2021年3月、ビジョンを大幅に見直し、「環境」「DX」「共創」に重点を置く「Epson 25 Renewed」を発表しました(図1)。

図1  Epson 25 Renewed ビジョン
図1 Epson 25 Renewed ビジョン

さらに、2022年9月には、社会における存在意義を内外に示すため、「『省・小・精』から生み出す価値で人と地球を豊かに彩る」とするパーパスを制定しました。その背景を、ビジュアルプロダクツ事業部VP企画設計部課長の太田浩一郎さんは、次のように述べます。

「時計製造を原点とする当社の技術は、『無駄を省き』『より小さく』『より精緻に』の3点を大切にして進化し続けてきました。環境負荷の軽減、ライフスタイルの多様化など、様々な社会課題に対応するために、『省・小・精』が果たす役割はますます大きくなっています。そこで、このパーパスを制定したのです」

同社にはオフィス・ホームや商業・産業のプリンティング事業などで7つの事業部があります。太田さんの所属するビジュアルプロダクツ事業部は、液晶プロジェクターなどの映像機器を扱う部署で(図2)、同事業部VP企画設計部は、事業部内のDXを推進する役割を担っています。

図2 ビジュアルイノベーション事業部の事業内容
図2 ビジュアルイノベーション事業部の事業内容

「液晶プロジェクターは、企業や学校での活用のほか、近年はアートやコンサートの演出にも用いられています。国内のプロジェクター市場で、当社はシェアトップですが、市場の伸び率は縮小傾向にあります。成熟した市場で収益を上げていくためには、新しい顧客価値の創造を目指す必要がありました」(太田さん)

ビジュアルプロダクツ事業部 VP企画設計部 課長 太田 浩一郎さん
ビジュアルプロダクツ事業部 VP企画設計部 課長 太田 浩一郎さん

映像機器の新しい顧客価値を考える上で重要なのは、「環境貢献と経済活動の両立」です。長野県諏訪市に本社を構える同社は、ビジョンやパーパスにも掲げているように環境や地域との共生を大切にしています。その一例は、同社が百貨店などと連携して開催した「ゆかたのデザインコンテスト」です。

「一般公募から選出された浴衣デザインの入賞6作品を、環境に負荷の少ない『デジタル捺染』という方法で布にオンデマンド印刷し、浴衣に仕立てて展示しました。そのほかの95の応募作品は、白い浴衣を着せたマネキンにプロジェクターでデザインを投影し、バーチャル展示しました。多彩なデザインの中から、お客様が好みの浴衣を選んで注文できる楽しみを提供しつつ、展示サンプルの数を抑えた省資源な売場を実現できました。そのように、プロジェクターの新しい活用の提案が、今、私たちに求められていることなのです」(太田さん)

社員のリスキリングのためにUdemy Businessを導入

プロジェクター領域において、「環境」「DX」「共創」に重点を置いた新規事業を立案するためには、太田さんは社員のリスキリングが必要だと考えました。

プロジェクター領域のソフトウェア開発に携わっている太田さんは、自身のリスキリングのためUdemyを利用し、クラウド技術や新しいプログラミング言語などを習得してきました。

「日進月歩の最新技術に対応するため、自己学習に取り組んできました。Udemyは、動画を見ながら手を動かして実践的に学べるため、効率よく学習できます。また、当事業所は、都市部から離れた長野県安曇野市にあるため、外部研修の参加が難しい状況ですが、e-ラーニングであればいつでも、どこでも学べます。部内でも薦めたいと思っていたところ、法人契約ができるUdemy Businessがあることを知りました」(太田さん)

太田さんは、ビジュアルプロダクツ事業部VP企画設計部課長として、DX推進や人材育成を進める立場となり、2021年10月からリスキリングのためにUdemyBusinessを導入しました。

受講者の1人、VP企画設計部の有本紗耶香さんは、データサイエンティストとしての役割で同部に配属されました。
「以前は、製品の機構設計業務に携わっていたため、DXに関する知識が不足していました。配属後、社内研修や外部のウェブセミナーを受講しましたが、自分の業務とDXとのつながりをつかめていない状態だったため、理解が追いつきませんでした。一方、Udemy Businessでは、関心のあるキーワードを入力すると、関連する講座がレベル別に複数紹介されるため、データサイエンティストに必要なDXを基礎から学ぶことができました。自分の業務とDXとのつながりがだんだん具体化していき、すべき業務が見えてきました」(有本さん)

VP企画設計部 有本 紗耶香さん
VP企画設計部 有本 紗耶香さん

BOCを利用し、新規事業立案に必要なスキルを部全体で習得

太田さんは、社員個々のリスキリングに加え、部全体として新規事業の立案ができる風土を醸成する必要があると考えました。

「部内で、新規事業の立案ができる人材を育てるために、選抜した若手社員を3か月間、AI研修に参加させるという意見もありました。しかし、特定の人材だけでなく、部のメンバー全員が、収益性を踏まえた新規事業のビジネスシナリオを策定できるようになることが、事業の成功確率を高めるのではないかと考えました」(太田さん)

部の全員が身につけたいスキルとして挙がったのが、デザイン思考です。デザイン思考とは、顧客のニーズを観察した上で課題を定義し、その課題を解決するアイデアを基にプロトタイプを作成し、テストをしながら試行錯誤を繰り返すことで、新たな製品やサービスを生み出し、課題解決につなげる手法です。

「我々の使命は、プロジェクターを用いた新しい顧客価値の創造することです。部の全員がデザイン思考という共通認識を持つことで、変革が進みやすくなると期待しました」(太田さん)

そこで、導入したのが「BusinessOnlineCampus(以下、BOC)」です。BOCはUdemyの人気講師がリアルタイムで直接指導するオンライン講座です。導入企業が育成を目指す人材像に合わせて、内容をカスタマイズでき、双方向でのやりとりを通して実践的な学びを深められるという特徴があります。

「BOCは、オンライン講座のため、部の全員が参加しながら、対面で行う外部研修より費用が抑えられます。また、BOCは個々の会社で受講可能で、内容を事前の打ち合わせでカスタマイズをできると知り、導入を決めました」(太田さん)

BOCで学んだデザイン思考を、ユーザーに寄り添った製品開発に生かす

BOCのデザイン思考講座は、2022年9月に3日間、VP企画設計部の社員など合計17人を対象に実施されました。講座の詳細は下記のとおりで、ほかに、指定されたUdemy Business講座を視聴する事前課題が出されました(図3)。

図3 デザイン思考講座 カリキュラム
図3 デザイン思考講座 カリキュラム

受講者の1人、VP企画設計部シニアスタッフの板花京亮さんは受講の感想を次のように語ります。

「私は製品のソフトウェア開発を担当していますが、現在の機能をよりよくするにはどうすべきかといった視点ばかりで考えてしまう癖がありました。デザイン思考を習得したことで、ユーザーが何を求めているのかを起点に必要な機能を考えられるようになりました。先日、海外向け製品のUXについて、営業やデザインなど、各部門のメンバーが集まって検討する機会があり、早速、講座で学んだ知識が役立ちました」

VP企画設計部 シニアスタッフ 板花 京亮さん
VP企画設計部 シニアスタッフ 板花 京亮さん

BOCのよさは、講師が直接フィードバックをしてくれることだと、板花さんは言います。

「毎回、グループで話し合ったアイデアを全体で共有する時間があり、その際に講師の方から直接フィードバックがありました。デザイン思考は概念的で、自分がしっかり理解できているのか不安でしたが、『ユーザー視点で考えられています』と講師の方に褒めてもらい、自信が持てました」

同講座を受講した有本さんも、講座の中で「カスタマージャーニー(顧客が製品・サービスの認知から購入に至るまでのプロセスを旅に例えた概念)」の手法を用いて、顧客のニーズをストーリーで考え、アイデアを形にするプロセスを実践的に学んだことが、業務に役立っていると話します。

「ユーザーの満足度調査を実施する際、ユーザーが本当に求めていることをつかめるようにするため、既存の製品の機能を基にした設問ではなく、ユーザーに思考に寄り添った質問を設計できました。3日間と短期間の講座でしたが、実務に応用できる実践的な講座でした」

BOC受講を通じて、部内に変革への意識を浸透させたい

太田さんは、BOCには大きな効果があったと述べます。

「講師のファシリテーションが素晴らしく、充実した講座になりました。事前学習によって知識レベルを揃えた上で、当日は、時間内にチームでアイデアをまとめてプレゼンテーションをして、講師からフィードバックを受けます。構成がとてもよく練られており、受講者の多くが短期間でも実践的なスキルが身につけられたようです」

また、オンライン研修のよさを、次のように説明します。

「対面研修の方が、オンライン研修よりも効果が高いというのは思い込みで、社員はビデオ会議に慣れているため、オンライン研修でも全く問題ありませんでした。むしろ画面越しだからこそ、本音を言いやすいという若手社員も多く、講師に積極的に質問していました。また、外部研修に比べて、費用が10分の1程度に抑えられました。費用対効果は非常に高いと感じています」

同講座の参加者アンケート結果を見ると、高い評価が得られていることが分かります(図4、5)。

図4 アンケート結果
図4 アンケート結果
 図5 講座の平均満足度
図5 講座の平均満足度

この高評価を受けて、2023年3月には、BOCの中でも複数の企業の社員が参加するプレゼンテーション講座を受講しました。同講座を受講した有本さんは、「受講前は少し緊張していましたが、業種も職種も異なる企業の方と一緒に学ぶことで、自分にはない視点からの意見や質問を聞くことができ、視野が広がりました」と話しました。

同じく受講した板花さんも、「汎用的なビジネススキルの場合は、様々な企業の方と一緒に学ぶと、得られるものがさらに多くなると思います」と述べました。

今後も、UdemyBusinessとBOCを併用し、人材能力開発を強化していきたいと太田さんは語ります。

「BOC受講を通じて部全体に変革への意識を浸透させることは、主体的に業務に取り組む社員を増やし、新規事業の立案につながるでしょう。他の事業部でもUdemyやBOCを導入したいという声が上がっています。部内で効果検証を行い、UdemyBusinessやBOCの利用を全社的に広げ、新たな顧客価値の創造に貢献したいと考えています」

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